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6月13日

投資被害について

米国株式市場は続伸、消費者物価指数改善や利上げ停止への期待高まる

ダウ平均は189.55ドル高の34,066.33ドル、ナスダックは202.78ポイント高の13,461.92で取引を終了した。
明日発表予定の5月消費者物価指数の改善期待から買いが先行。金利の上昇を警戒し一時失速も連邦準備制度理事会が今週開催する連邦公開市場委員会で利上げを停止するとの思惑も強く、期待感から再び買いが強まった。ハイテク株の上昇も相場全体を押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大して終了した。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円61銭で引けた

米消費者物価指数の発表や連邦公開市場委員会開催を控えた調整でドル売りが強まったのち、インフレ持続警戒感に加え10年債入札の冴えない結果を受けた金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物7月限は大幅続落、原油7月限終値は67.12ドル、3.05ドル安

米消費者物価指数の発表や、米連邦公開市場委員会を控えた神経質な雰囲気のなかで売りが強まった。米金融当局者の発言からすると今週の米連邦公開市場委員会では利上げが見送られる公算だが、インフレ圧力の高止まりを受けて年後半は金融引き締めが続く可能性があり、米景気がさらに悪化すると警戒されている。

米株式市場でナスダック総合指数やS&P500が2022年4月以来の高値を更新したことはリスク資産の一角である原油相場の支援要因にはならず。米株式市場では金融引き締めによる景気悪化はそれほど警戒されていない。


ニューヨーク金先物8月限は弱含み、金8月限終値は1969.70ドル、7.50ドル安

13~14日の米連邦公開市場委員会が待たれるなか、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会では金利据え置きが見込まれているが、7月利上げの可能性を残すとみられており、警戒感が残っている。また13日発表の5月の米消費者物価指数も目先の焦点である。