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7月18日

投資被害について

米国株式市場は上昇、景気の先行きへの楽観広がる

ダウ平均は76.32ドル高の34,585.35ドル、ナスダックは131.25ポイント高の14,244.95で取引を終了した。
予想を下回った中国の国内総生産や小売売上高を受けて景気減速懸念が強まり、軟調な出足となった。しかしイエレン財務長官が米国内経済への影響は小さく、景気後退を回避できると楽観的な見解を再表明したことで警戒感が後退し、上昇に転じた。金利低下でハイテクが引き続き買われ相場全体を押し上げた。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円66銭で引けた

ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回ったほかイエレン財務長官が景気後退は想定していないと、景気に楽観的な見通しを示したため米国経済の堅調な成長を織り込みドルの買戻しが強まった。長期金利が低下するとドル買いも限定的となった。


ニューヨーク原油先物8月限は続落、原油8月限終値は74.15ドル、1.27ドル安

4-6月期の中国国内総生産などを手がかりに景気見通しの不透明感が意識されたことや、リビアで生産を停止した油田が一部再開したことが重しとなった。中国国内総生産は前年比+6.3%と市場予想の+7.1%を下回る伸びとなった。6月の中国小売売上高が鈍化したことも重し。

北半球の夏場の需要拡大期待は支援要因。夏季休暇シーズンの本格化とともに人々の動きが活発化しており、石油需要を押し上げると見られている。米エネルギー情報局や米石油協会の米週間石油在庫統計に対する注目が高まっている。

来月のロシアの原油輸出が日量10万~20万バレル減少する見通しであると伝わったことは下支え要因。ロシアは8月に日量50万バレルの輸出を削減すると発表しており、公約通りに輸出を制限するもよう。


ニューヨーク金先物8月限は小幅安、金8月限終値は1956.40ドル、8.00ドル安

7月のニューヨーク州製造業業況指数はプラス1.1と、前月のプラス6.6から低下した。市場予想のマイナス4.3を上回り、ドル高に振れたが米国債の利回り上昇が一服すると、ドル高が一服した。