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7月20日

投資被害について

米国株式市場は続伸、景気後退懸念の緩和や企業の好決算期待が支援

ダウ平均は109.28ドル高の35,061.21ドル、ナスダックは4.38ポイント高の14,358.02で取引を終了した。
金融の好決算が続き、買いが先行。長期金利の低下がハイテクを支え相場全体を押し上げた。また良好な経済指標を受けて景気後退懸念が緩和しつつあり投資家心理が改善したほか、今週発表が予定されている主要企業の好決算を期待した買いから終日堅調に推移した。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円65銭で引けた

米6月住宅着工件数が予想を下回ったため一時ドル買いが後退。しかし英国のインフレ鈍化でポンド中心に欧州通貨が売られ、ドルが堅調に推移した。


ニューヨーク原油先物9月限は伸び悩み、原油9月限終値は75.29ドル、前日比0.37ドル安

来週の米連邦公開市場委員会を控えて、利上げ打ち止め期待は高まりつつあるものの、思惑主導で動きづらいことが利益確定の売りを誘った。ブラックアウト期間に入っていることから米金融当局者は発言できず、年後半の米金融政策を見通す手がかりは乏しい。

夏場の需要期に入っている反面、米エネルギー情報局の週報で原油在庫の取り崩しが限定的だったことも圧迫要因。米戦略石油備蓄は前週比1000バレル増の3億4675万9000バレルと増加に転じているが、製油所稼働率は94.3%とそれほど高まっていない。ガソリン需要は日量885万5000バレルと2週連続で減少した。


ニューヨーク金先物8月限はもみ合い、金8月限終値は1980.80ドル、前日比0.00ドル

6月の英消費者物価指数前年比7.9%上昇と5月の8.7%上昇から伸びが予想以上に鈍化した。一方6月の米住宅着工件数は前月比8.0%減の143万4000戸となり、市場予想の148万戸を下回った。ただドルが買い戻され、金の上値を抑える要因になった。