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7月21日

投資被害について

米国株式市場はまちまち、一部ハイテク決算に失望感広がる

ダウ平均は163.97ドル高の35,225.18ドル、ナスダックは294.71ポイント安の14,063.31で取引を終了した。
週次失業保険申請件数が2カ月ぶりの低水準となるなど労働市場は依然強く、景気見通しの改善で寄り付き後、上昇。ダウ平均は景気後退を回避することが可能との楽観的な見方が支援し終日堅調に推移した。一方、金利高や昨日引け後に発表されたテスラなど一部ハイテク決算への失望感でナスダック指数は終日軟調に推移、全体はまちまちで終了した。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円07銭で引けた

米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し2カ月ぶりの低水準となったため労働市場の強さが追加利上げを正当化するとの見方に金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物9月限はもみ合い、原油9月限終値は75.65ドル、0.36ドル高

ゼロコロナ政策が解除された後、中国の景気回復が鈍いなかで景気対策期待が根強いことが相場を支えた。中国のロシア産原油の輸入量が6月に日量260万バレルと過去最高水準に達し、需要が旺盛であることも支援要因。ただ割安なロシア産原油の購入拡大で在庫が積み増されているとの指摘もある。

来週の米連邦公開市場委員会での追加利上げを最後として、金融引き締めがいったん終了すると期待されていることも支援要因。ただ米連邦公開市場委員会に対する関心が強いうえ、思惑が傾く手がかりが限られることから、方向感は乏しかった。


ニューヨーク金先物8月限は弱含み、金8月限終値は1970.90ドル、9.90ドル安

米新規失業保険申請件数は前週比9000件減の22万8000件と5月中旬以来の低水準となった。市場予想の24万000件から予想外に減少し、米連邦準備理事会の利上げ停止観測が後退した。