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7月25日

投資被害について

米国株式市場は上昇、景気に楽観的な見方広がる

ダウ平均は183.55ドル高の35,411.24ドル、ナスダックは26.06ポイント高の14,058.87で取引を終了した。
景気後退が回避できるとの期待感が強まり寄り付き後上昇。エネルギーのシェブロンの予想を上回る決算をきっかけに今後の企業決算を期待した買いも見られ、一段高となった。連邦準備制度理事会の利上げが終了に近づいたとの見方も相場を支援し、終日堅調に推移した。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、141円49銭で引けた

米7月総合購買担当者景気指数速報値が予想以上に前月から低下したため景気減速懸念を受けた長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。しかし7月製造業購買担当者景気指数速報値は予想外に上昇したほか、欧州や英国に比べて米国の景気が良好との見方にドル買いが再開。さらに米2年債入札の低調な結果を受けて金利が上昇に転じると、ドルは続伸した。


ニューヨーク原油先物9月限は堅調推移、原油9月限終値は78.74ドル、1.67ドル高

夏場の需要拡大や主要産油国の生産調整を背景に需給が引き締まっていく見通しであることが相場を押し上げた。サウジアラビアが9月以降も日量100万バレルの自主減産を継続すると、供給不足がさらに強まる可能性がある。

抵抗となっていた200日移動平均線を上抜いたことは上げを後押しした。この水準が抵抗となり4月や今月半ばは上値が抑えられる場面があったが、突破すると買い戻しが加速した。ただ堅調に推移しているとはいえ、昨年末からのレンジ内を維持している。

中国の追加景気対策期待も支援要因。中国当局はこれまで断片的な景気対策を発表しており、大規模な景気対策が発表されていないことについて失望感はあるが、中国共産党中央政治局が「国内消費を強化すると約束」などと発表したことから期待感が温存されている。


ニューヨーク金先物8月限は弱含み、金8月限終値は1962.20ドル、4.40ドル安

欧米の総合購買担当者景気指数速報値が低下し、支援要因となる場面も見られたが、米連邦公開市場委員会を控えてドルが買い戻されたことが圧迫要因になった。