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8月1日

投資被害について

米国株式市場は続伸、月末調整も主要ハイテクの好決算期待が下支え

ダウ平均は100.24ドル高の35,559.53ドル、ナスダックは29.37ポイント高の14,346.02で取引を終了した。
月末の調整に伴いまちまちで寄り付いた。その後も金利が上下するなか動意に乏しく売り買いが交錯、小動きに終始した。ただ連邦準備制度理事会の利上げサイクル終了に近づいたとの見方が根強く、さらに今週発表される携帯端末のアップルなどの主要ハイテク企業の好決算を期待した買いが下支えし、引けにかけて強含んだ。

7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円27銭で引けた

月末でドル買いが優勢となったが、米7月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったため米国債利回りが低下に転じるとドル買いが後退した。


ニューヨーク原油先物9月限は続伸、原油9月限終値は81.80ドル、1.22ドル高

8月もロシアやサウジアラビアなどの産油国が減産を継続することが予定されるなか、この日米エネルギー情報局や、米大手金融機関のゴールドマンサックスが相次いで強気の需給データを発表したことで、楽観的な見方が強まり戻り高値を更新する展開。また米国の熱波でガソリンの平均小売価格が前週より約16セント上昇したことも好感された。

9月限は、アジアの時間帯の時間外取引では80ドル台前半を中心に弱含みで推移。欧州の時間帯には80ドル台後半に上昇して、米国の時間帯にはそのまま81ドル台に乗せた。前半は81ドル台前半を中心にもみ合いとなっていたが、後半には一段高となり、高値は82.00ドルちょうどまであった。直近は81ドル台後半のもみ合いとなっている。

米エネルギー情報局がこの日発表した5月の米国石油需要が日量2077万6000バレルと、週報ベースの同1980万3000バレルから同97万3000バレル上方修正された。また前年同月比では3.4%増となり5月としては過去最高水準となっている。

米大手金融機関のゴールドマンサックスは最新のリポートで、7月の世界石油需要が日量1億280万バレルと、過去最高になったことを指摘した。
また今年下半期の世界石油の供給不足を日量180万バレルとして、ブレント原油の目標価格を93ドルとしている。


ニューヨーク金先物12月限は小幅高、金12月限終値は2009.20ドル、9.30ドル高

第2四半期のユーロ圏域内総生産速報値がプラス成長を回復し、ドル安に振れたことが支援要因になった。ただ欧州中央銀行の9月の利上げ見送りの見方もあり、ドル安は一服した。