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9月13日

投資被害について

ニューヨークダウは17ドル安、消費者物価指数待ち

米国株式市場は反落
ダウ平均は17.73ドル安の34,645.99ドル、ナスダックは144.28ポイント安の13,773.61で取引を終了した。
8月消費者物価指数発表を明日に控えた警戒感に寄り付き後、下落。ソフトランディング期待にダウは一時プラス圏に回復もハイテクの売りに押され上昇を維持できなかった。携帯端末のアップルやソフトウエア・メーカーのオラクルの下落がハイテクセクターの重しとなり、ナスダック総合指数は終盤にかけて下げ幅を拡大し終了。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円00銭で引けた

原油高や消費者物価指数の発表を控え、米利上げ長期化の観測にドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物10月限は上昇、原油10月限終値は88.84ドル、1.55ドル高

ドル高傾向になったものの、この日発表された石油輸出国機構月報で、今年第4四半期の世界石油需給が日量330万バレルの供給不足になる見込みとされたことで、さらに買われる展開となり戻り高値を更新した。またリビアでの大規模な洪水被害による供給懸念も買い材料。

10月限は、アジアの時間帯の時間外取引の午前には87ドル台前半のもみ合いとなったが、午後から欧州の時間帯にかけて87ドル台後半にレンジアップした。米国の時間帯に入ると、88ドル台に乗せてほぼ右肩上がりの展開が続き、後半には89ドル台に乗せた。高値は89.37ドルまであったが、その後は89ドル台割れまで上げ幅を縮小した。

この日発表された石油輸出国機構月報では、今年の世界石油需要の伸びは前年比日量240万バレル、2024年は同220万バレルとともに前月から据え置きとなったが、サウジアラビアの自主減産の年内延長などにより、今年第4四半期の世界石油需給は同330万バレルの供給不足になる見込みとされた。ブルームバーグ通信によると、実際にこうなると2007年以来の供給不足に陥るという。
また8月の石油輸出国機構産油量は同2745万バレルと前月比同11万バレル増加した。
7月の経済協力開発機構加盟国の商業在庫は前月比790万バレル減の27億7900万バレルと、コロナ以前の2015~2019年平均を1億9000万バレル下回っている。

リビア東部で大規模な洪水被害が発生して1万人が行方不明となり、石油の積み出し懸念も浮上しているが、現在のところ積み出し停止などの具体的な報道はない。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1935.10ドル、12.10ドル安

中国人民銀行が人民元の中心レートを元高で設定したが、ドル安が一服したことが圧迫要因になった。明日発表の8月の米消費者物価指数を控えて手じまい売りが出るとテクニカル要因の売りが出て軟調となった。