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9月20日

投資被害について

ニューヨークダウは106ドル安、金利高を警戒

米国株式市場は反落
ダウ平均は106.57ドル安の34,517.73ドル、ナスダックは32.05ポイント安の13,678.19で取引を終了した。
ニューヨーク原油先物価格が続伸し年初来高値を更新したためインフレ再加速懸念が強まり寄り付き後、下落。その後も長期金利の上昇も嫌気され売りに拍車がかかり続落した。連邦公開市場委員会の結果待ちで引き続き警戒感がくすぶり終日軟調に推移し終了。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円84銭で引けた

原油高や連邦公開市場委員会を控え金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物11月限は伸び悩み、原油11月限終値は90.48ドル、0.10ドル安

需給の引き締まりを背景に上昇してきた反動で利益確定の売りが優勢となった。米連邦公開市場委員会の結果公表を控えた模様眺めムードも調整売りを後押し。原油高を受けてインフレ懸念が再び高まりつつあり、金融当局者の認識の変化がやや警戒されている。

ガソリンやディーゼル燃料など、米国で燃料価格が上昇していることが需要減退につながる可能性があることも重し。全米でディーゼル燃料価格が上昇しているほか、西海岸でのガソリン高が目立つ。季節的に製油所稼働率が低下する時期となっており、製品の供給が限定されるリスクがある。

バイデン米大統領の発言として、米戦略石油備蓄を激減させることも検討中と伝わったことは重し。米ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた。バイデン政権の大規模放出により米戦略石油備蓄はすでに大幅に減少しており、足元ではゆっくりと積み増しが行われているが、さらなる取り崩しが警戒された。


ニューヨーク金先物12月限は上げ渋り、金12月限終値は1953.70ドル、0.30ドル高

米連邦公開市場委員会が始まるなか、方向性を模索する動きとなった。
8月の米住宅着工件数は11.3%減の128万3000戸と2020年6月以来の低水準となったが、住宅建設許可件数は6.9%増の154万3000件と2022年10月以来の高水準となった。