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9月26日

投資被害について

ニューヨークダウは43ドル高、ソフトランディング期待が下支え

米国株式市場は反発
ダウ平均は43.04ドル高の34,006.88ドル、ナスダックは59.51ポイント高の13,271.32で取引を終了した。
10年債利回りが2007年来の高水準となる金利高を警戒した売りに寄り付き後、下落。また議会の予算交渉が難航し政府機関閉鎖リスクが上昇、信用格付けにもネガティブに反映する懸念も広がり一段安となった。ただユダヤ教の祭日で参加者が限られ売りが続かず、またシカゴ連銀のグールズビー総裁がソフトランディングの可能性を指摘すると期待感から終盤にかけて買戻しが強まり、プラス圏を回復し終了。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円83銭で引けた

連邦準備制度理事会の追加利上げ観測や長期にわたりピーク金利を据え置くとの見方に米長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国の格付を巡り政府機関閉鎖の場合、「ネガティブ」に反映すると指摘しドル買いが後退。


ニューヨーク原油先物11月限は弱含み、原油11月限終値は89.68ドル、0.35ドル安

供給不足見通しを背景とした上昇が一巡し、引き続き調整含みだった。先週にかけての上昇が落ち着いた後は高値圏でのもみ合いへ移行している。ガソリンやディーゼルなど燃料輸出の停止を発表したロシア政府が、一部の船舶燃料など硫黄分の高い軽油の輸出を認め、禁輸措置を緩和することは重しだが下値は限定的だった。

月末や四半期末の模様眺めムードは値動きを限定した。季節的な需要が後退しているなかで、目先は定期改修に入る製油所が増えることから、市場参加者の目線は需給バランスから離れやすくなっている。

米10、30年債利回りの上昇が止まらないなかで、ドルインデックスは昨年11月以来の高値を更新した。ただ夏場からドル高が原油高を圧迫するような展開にはなっていない。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1936.60ドル、9.00ドル安

米連邦準備制度理事会の追加利上げの可能性を受けて米国債の利回りが上昇した。一方、欧州の金融当局者の利上げ停止発言が目立つなか、ラガルド欧州中央銀行総裁は記録的な高水準にある政策金利を十分に長い期間維持することが、インフレ率の2%目標回帰に寄与すると述べた。