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10月25日

投資被害について

ニューヨークダウは204ドル高、主要企業決算を好感

米国株式市場は上昇
ダウ平均は204.97ドル高の33,141.38ドル、ナスダックは 121.55ポイント高の13,139.88で取引を終了した。
中東情勢悪化への警戒感が緩和し寄り付き後、上昇。10月の購買担当者景気指数が予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、工業製品の3Mや通信のベライゾン・コミュニケーションなどの好決算を好感した買いも目立ち一段高となった。金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテクも強く相場を押し上げ。終日堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円89銭で引けた

日本の緩和策維持の思惑を受けた円売りに加え、米10月購買担当者景気指数速報値が9月から予想外に成長圏を回復したため、米国債相場が一時反落し金利上昇に連れドル買いが優勢となった。その後、金利が再び低下したためドル買いも後退。


ニューヨーク原油先物12月限は続落、原油12月限終値は83.74ドル、1.75ドル安

イスラエルと武装組織ハマスの軍事衝突をきっかけとした中東情勢の緊迫感は外交努力もあってやや後退しているほか、イスラエルはパレスチナのガザ地区への地上侵攻を見送っており、緊張感が強まるような展開にはなっていない。今回の中東情勢の混乱を受けた供給障害は今のところ発生しておらず、潜在的な供給下振れリスクを織り込んで上げた反動も相場の重し。

世界的な景気懸念が根強いことは圧迫要因。10月の購買担当者景気指数・速報値が発表され、米国の購買担当者景気指数は底堅かった一方欧州では低迷しており、景気悪化による石油需要の減退が意識された。ユーロ圏の総合購買担当者景気指数は46.5まで低下し、5ヶ月連続で景気判断の分岐点である50を下回った。


ニューヨーク金先物12月限は伸び悩み、金12月限終値は1986.10ドル、1.70ドル安

米国債の利回り低下によるドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入るとユーロ圏の総合購買担当者景気指数速報値が予想以外に低下し、ユーロ安に振れたことを受けて売り優勢となった。日中取引では中東情勢の先行き懸念などを背景に押し目を買われて下げ一服となった。