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11月21日

投資被害について

ニューヨークダウは203ドル高、AIへの期待感が相場押し上げ

米国株式市場は続伸
ダウ平均は203.76ドル高の35,151.04ドル、ナスダックは159.05ポイント高の14,284.54で取引を終了した。
感謝祭の翌日ブラックフライデーや翌週の月曜日のサイバーマンデーなどでの消費者の支出が高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果などを受け期待感から買われ、寄り付き後上昇。その後もソフトウエアメーカーのマイクロソフトの上昇が相場全体を一段と押し上げた。さらに終盤にかけて20年債入札の好結果を受け長期金利が低下に転じると、一段高となり終了。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円40銭で引けた

長期金利上昇に連れ一時ドル買いが優勢となったのち、米10月景気先行指数が予想外に悪化、さらに20年債入札が好調で長期金利が低下に転じるとドル売りが強まった。


ニューヨーク原油先物1月限は続伸、原油1月限終値は77.83ドル、1.79ドル高

26日の石油輸出国機構プラスの閣僚会合を控えて、追加減産の可能性が浮上していることが買い戻しを誘った。最近の原油安や、来年の世界の景気悪化見通し、パレスチナ情勢が背景となり、追加減産が検討されているもよう。ただ、主要産油国が全体として生産を再び調整するのか、あるいは最近の傾向のように一部の産油国が自主的に供給制限を実施するのかなど、事前協議はまだぼんやりとしている。

人質の解放と引き換えにイスラエルとハマスが一時停戦する協議が米国の仲介のもとで進んでいる一方、イスラエル軍による侵攻が続いていることは懸念要因。イランの最高指導者ハメネイ師はイスラム国家に対して、シオニスト政権の犯罪を止めるには一時的な断交が必要であるとし、これは義務であるとも指摘している。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1980.30ドル、4.40ドル安

米国のインフレの伸び鈍化を受けて米国債の利回りが低下し、ドル安に振れたが、米連邦準備制度理事会が高金利を維持するとの見通しが金の圧迫要因になった。米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、「頑固」なインフレが続く公算が大きく、米連邦準備制度理事会が投資家の予想以上に長期間にわたり高水準の金利を維持することが正当化される可能性があるという見解を示した。