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12月12日

投資被害について

ニューヨークダウは157ドル高、消費者物価指数や連邦公開市場委員会待ち

米国株式市場は続伸
ダウ平均は157.06ドル高の36,404.93ドル、ナスダックは28.52ポイント高の14,432.49で取引を終了した。
今週控えている消費者物価指数の発表や連邦公開市場委員会待ちでまちまちで寄り付いた。インフレ鈍化を受け利上げ終了観測が一段と強まる中、ソフトランディング期待が下支えとなりダウは堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大。国債入札結果が低調で長期金利が上昇したため、ハイテクは上値が抑制されたがナスダックもプラス圏に回復し終了した。

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円16銭で引けた

消費者物価指数の発表や連邦公開市場委員会を控え、ニューヨーク連銀の1年インフレ期待が低下したため一時ドルが弱含んだが米3年債、10年債入札結果が冴えず長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物1月限はもみ合い、原油1月限終値は71.32ドル、0.09ドル高

世界最大の石油消費国である米国の景気悪化や需要下振れが引き続き警戒されていることが上値を抑制している一方、先週の下げが急激だったことから反動高が継続した。
ただ今週の米消費者物価指数の発表や、米連邦公開市場委員会を控えて方向感は限定的だった。

米エネルギー省が最大300万バレルの戦略石油備蓄の補充を発表したことは支援要因。ただ夏場以降、米エネルギー省は大規模放出後の買い戻しを継続しているが、今のところ補充の規模は限定的。


ニューヨーク金先物2月限は続落、金2月限終値は1993.70ドル、20.80ドル安

米雇用統計で労働市場の堅調が示され、米連邦準備制度理事会の利下げ観測が後退したことが圧迫要因になった。ただ11月の米ニューヨーク連銀消費者調査によると、ガソリン代と賃貸料の上昇率が鈍化するとの予想を反映し1年先のインフレ期待が約2年ぶりの低水準となった。米国債の利回り上昇が一服した。