投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

12月13日

投資被害について

ニューヨークダウは173ドル高、消費者物価指数を好感

米国株式市場は続伸
ダウ平均は173.01ドル高の36,577.94ドル、ナスダックは100.91ポイント高の14,533.40で取引を終了した。
11月消費者物価指数のほぼ予想に一致した結果を好感し寄り付き後、上昇。長期金利の低下を受けてハイテクも上昇し相場を一段と押し上げた。イエレン財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援し相場は終日堅調に推移。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円45銭で引けた

消費者物価指数の結果を受け、インフレが正しい方向に向かっている証拠との判断で一時ドル売りが強まったものの、同時に前月比では伸びが拡大するなどインフレ長期化の兆候も示され、連邦準備制度理事会の来年の利下げ観測が弱まりドル売りも後退した。


ニューヨーク原油先物1月限は反落、原油1月限終値は68.61ドル、2.71ドル安

11月の米消費者物価指数を手掛かりに、高水準の政策金利に据え置かれる期間が長引くとの警戒感が強まった。世界最大の石油消費国である米国の景気悪化や需要下振れ懸念が再び広がっている。11月の米消費者物価指数のコア前年比は+4.0%と前月から横ばいで、鈍化傾向が一巡している。13日の米連邦公開市場委員会の結果公表を控えて、タカ派的な据え置きが続くとの警戒感が強まった。

米エネルギー情報局が発表した月報で2024年の米需要見通しは日量2040万バレルにほぼ据え置かれた。一方、来年も米国の原油増産は続くと想定されているが、米原油生産見通しは日量1311万バレルまでやや下方修正された。


ニューヨーク金先物2月限は伸び悩み、金2月限終値は1993.20ドル、0.50ドル安

時間外取引では11月の米消費者物価指数の発表待ちながら、ドル安から買い優勢となった。日中取引では11月の米消費者物価指数が事前予想通りの伸びにとどまり、来年の米金利引き下げ観測から上げ幅を拡大した。しかし序盤で買いは一巡し、上げ幅を削る動きとなり小安くなった。ドルが軟調に推移し、米10年債利回り低下から下値堅く推移した。1992.3ドルで買い支えられ、前日の安値1991.2ドルまでの下落にはならず。ただし日足は3日連続の陰線引け。