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12月14日

投資被害について

ニューヨークダウは512ドル高、連邦公開市場委員会受け早期利下げ期待高まる

米国株式市場は大幅続伸
ダウ平均は512.30ドル高の37,090.24ドル、ナスダックは200.57ポイント高の14,733.96で取引を終了した。
11月生産者物価指数が予想を下回り長期金利の低下に連れハイテクが買われ、小幅高で寄り付いた。連邦公開市場委員会の結果発表待ちで小動きが続いたのち、連邦準備制度理事会が連邦公開市場委員会で予想通り政策金利を3会合連続で据え置くことを決定、当局金融政策決定者の予測が24年の0.75%の利下げが予想されるなどハト派な内容となりパウエル議長も会見でタカ派色を見せず来年の利下げ観測が一段と強まると、長期金利の一段の低下で買いに拍車がかかり終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは過去最高値で終了した。

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円96銭で引けた

米11月生産者物価指数が予想を下回ったほか、連邦準備制度理事会は米連邦公開市場委員会で市場の予想通り政策金利を3会合連続で据え置くことを決定したと同時に、スタッフ予測で金利や個人消費支出、コア個人消費支出が大幅引き下げられたため利下げ観測が急速に強まった。パウエル議長も会見で、今回の会合で利下げのタイミングも協議したことを明らかにすると、長期金利がさらに低下し、ドルも続落。


ニューヨーク原油先物1月限は反発、原油1月限終値は69.47ドル、0.86ドル高

米連邦公開市場委員会の結果公表を控えて最近の下げが調整された。
11月の米生産者物価指数でコア前年比が+2.0%まで鈍化し、2021年1月以来の低水準となったことも買い戻しを誘った。米連邦公開市場委員会のドットプロットが来年の利下げ開始を示唆したことも支援要因。パウエル米連邦準備制度理事会議長は会見で「利下げのタイミングを協議した」と述べた。

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が2週連続で減少したことは支援要因。製油所稼働率は前回の90.5%からやや低下し90.2%となったものの、回復基調を維持した。石油製品需要は日量2107万9000バレルと堅調だった。

石油輸出国機構は月報で2024年の世界の需要見通しを日量1億436万バレルに据え置いた。10月の経済協力開発機構加盟国の商業在庫は前月比1280万バレル減の28億1800万バレルとなった。ただ、前年10月の27億7200万バレルを上回って推移している。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は1997.30ドル、4.10ドル高

11月の米生産者物価指数は前年同月比0.9%上昇と前月の1.2%上昇から伸びが鈍化した。一方、米連邦公開市場委員会で金利据え置きが決定された。ただ金利・経済見通しで、19人の政策担当者のうち17人が2024年末には政策金利が現在よりも低下するとの予想を示した。