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12月27日

投資被害について

ニューヨークダウは159ドル高、インテルやエネルギーセクターが押し上げ

米国株式市場は上昇
ダウ平均は159.36ドル高の37,545.33ドル、ナスダックは81.60ポイント高の15,074.57で取引を終了した。
連休明け、様子見気配強くまちまちで寄り付いた。その後原油価格の回復でエネルギーセクター中心に買われたほか、10月住宅価格指数も予想ほど伸びなかったものの依然プラス圏を維持し住宅市場の底堅さが確認され相場を支援。さらに根強い来年の利下げ期待を受けた買いや半導体インテルの上昇が相場を一段と押し上げ終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円40銭で引けた

米11月シカゴ連銀全米活動指数や12月フィラデルフィア連銀非製造業活動の改善でドル買いが優勢となったが、10月米連邦住宅金融局住宅価格指数が予想を下回る伸びにとどまったほか、2年債入札が順調で長期債利回りが低下に転じるとドル買いも後退。


ニューヨーク原油先物2月限は堅調推移、原油2月限終値は75.57ドル、2.01ドル高

イエメンのアンサール・アッラーが紅海でイスラエルが関与する商船に対する攻撃を継続していることから供給の混乱が警戒された。米国主導で紅海の安全を守る多国籍部隊が発足しているが、商船を護衛する艦艇が不足しており、妨害行為は続いている。中東地域からの石油供給に下振れは今のところないものの、イスラエルがガザ侵攻をやめる気配はなく、アンサール・アッラーなど武装勢力を支援するイランとの対立拡大が意識されている。

来年の米利下げ開始観測は支援要因。高水準の米政策金利が調整されることによる景気刺激が期待されている。シカゴ・マーカンタイル取引所のフェドウォッチによると、早ければ3月にも利下げが始まるとみられている。


ニューヨーク金先物2月限はもみ合い、金2月限終値は2069.80ドル、0.70ドル高

イランはイスラエル軍によるシリア首都ダマスカスへの空爆により、イラン革命防衛隊のラジ・ムサビ上級司令官が死亡したと発表した。中東の紛争拡大に対する懸念が金の支援要因になった。米連邦準備制度理事会の利下げ期待も支援要因だが、市場での利下げ織り込みは行き過ぎとの見方も出ており、日中取引で金に利食い売りが出た。