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1月19日

投資被害について

ニューヨークダウは201ドル高、ハイテク株買いが支える

米国株式市場は反発
ダウ平均は201.94ドル高の37,468.61ドル、ナスダックは200.03ポイント高の15,055.65で取引を終了した。
新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇、ダウは売りが先行し下落して始まった。下げが一巡するとプラスに転じ、午後にかけては堅調に推移。半導体受託生産の台湾積体電路製造が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが相場を支えた。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円11銭で引けた

この日発表の米国の週次新規失業保険申請件数は予想外に縮小、12月住宅着工件数、住宅建設許可件数は予想上振れ、1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想下振れとなる結果を受け、ドル買いが先行しドル売りが一時みられた。その後は米金利が上昇するなかで底堅い動きになった。


ニューヨーク原油先物3月限は上昇、原油3月限終値は73.95ドル、1.47ドル高

イエメンのアンサール・アッラーによる船舶への妨害行為が続く一方、米国がフーシ派の拠点を再び攻撃したことから、中東情勢の緊迫感が高まった。先週から米国がイエメン攻撃を繰り返しているが、アンサール・アッラーはこれまでのように妨害行為を続けている。

イラク北部など、米軍基地に向けて攻撃が続いていることは懸念要因。イスラエルによるガザ攻撃を支援している米国に対する反感が強い。イラク政府から再三撤退を要求されている米軍が依然として駐留していることも不満が拡大する背景。米国はイラク駐留を続けると表明している。

米エネルギー情報局が発表した週報はあまり材料視されず。原油在庫が減少した一方、製品在庫は増加した。季節的に製品在庫の積み増しが続いている。米原油生産量は日量1330万バレルと過去最高水準で推移。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は2021.60ドル、15.10ドル高

パキスタンのイラン攻撃を受けて中東の緊張が高まった。米軍の親イラン武装組織フーシ派に対する攻撃も続いており、金の支援要因になった。ただ米新規失業保険申請件数が1万6000件減の18万7000件と2022年9月以来の低水準となったことを受けて米国債の利回りが上昇した。