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6月11日

投資被害について


NY株式:ダウは119ドル安。
NYダウ 終値 :17865.34  前日比:-119.85
    始値 :17938.82  高値 :17938.82  安値 :17812.34
10日のニューヨーク株式相場は下落。ダウ平均は119.85ドル安の17865.34、ナスダックは64.07ポイント安の4894.55で取引を終了しています。23日に予定されている欧州連合離脱を巡るイギリスの国民投票への懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが広がった。堅調な6月ミシガン大学消費者景況感指数が好感され、一時下げ幅を縮小したものの、終日軟調推移となった。

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円18銭から106円56銭まで下落し、106円97銭で引けた。米連邦準備理事会(FRB)の6月追加利上げ観測が後退するなか、英国のEU離脱懸念から欧州株が大幅安となり、原油安、米株安で米国債利回りが低下する状況に、ドル売り・円買いが優勢になった。

ニューヨーク原油は続落(NYMEX原油7月限終値:49.07↓1.49)。49.96ドルから48.85ドルまで下落した。英国のEU離脱懸念から欧州株に売りが広がるなど、欧州売り的な圧力の高まりに、ユーロ・ドルが1.1246ドルまで下落したことから、割高感による原油の売りが継続した。

ニューヨーク金は続伸(COMEX金8月限終値:1275.90↑3.20)。1271.10ドルから1280.90ドルまで上昇した。英国のEU離脱懸念から欧州株に売りが広がり、米株下落スタートとなる状況に、安全資産としての金の買いが継続したもよう。

日本時間10日午後11時に発表された米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は予想を上回り、94.3となった。一方、米連邦準備理事会インフレ期待指標として注目している6月ミシガン大学1年期待インフレ率は、2.4%で変わらずだった。