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6月25日

投資被害について


週末24日のニューヨーク株式相場は急反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比610.32ドル安の1万7400.75ドルで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は202.06ポイント安の4707.98。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比16億5822万株増の25億1012万株。
ダウは、市場の楽観に反したEU離脱派の勝利を受けて欧州株が暴落した流れを引き継ぎ、取引開始直後から500ドル超安となった。ダウは前日、投票直前の世論調査でEU残留派優勢との結果が相次いだことから、約2週間ぶりに1万8000ドル台を回復していた。

ニューヨーク原油は大幅反落、8月限終値は47.64ドル、マイナス2.47ドル。英国のEU離脱が決定したことで、投資家心理が悪化し売り優勢の展開となった。ドル建ての原油価格の割高感が強まったことも売り要因となった。

ニューヨーク金は大幅反発、8月限終値は1322.40ドル、プラス59.30。英国のEU離脱決定を受けて、日欧米の株価が急落したほか、為替市場ではユーロ、ポンドが売り一色となった。安全資産である金に資金が向かった。一時1362.60ドルまで急騰する場面が見られた。米商品先物取引委員会が発表した6月21日現在の建玉明細によると、大口投機家の金の先物建玉は29万2729枚の買い越しで、前週の27万9862枚の買い越しから拡大した。