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7月12日

投資被害について


NY株式:ダウは80ドル高
NYダウ   終値 :18226.93  前日比:+80.19
      始値 :18161.53  高値 :18283.90 安値 :18161.53

11日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は80.19ドル高の18226.93、ナスダックは31.88ポイント高の4988.64で取引を終了した。先週の雇用統計が引き続き好感されているほか、参院選で与党が勝利したことで景気刺激策への期待が高まり、アジア・欧州株が全面高となった。米国株にも買いが広がり、終日堅調推移となった。S&P500指数は過去最高値を更新したほか、ナスダック総合指数も一時5000ポイントを上回る上昇となった。非鉄金属のアルコアは、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円37銭から102円89銭まで上昇し、102円83銭で引けた。ユーロ・ドルは、1.1059ドルで、ユーロ・円は、113円08銭から113円78銭へ上昇した。ポンド・ドルは、1.2924ドルから1.3015ドルへ上昇。

ニューヨーク原油は反落、8月限終値は44.76ドル、マイナス0.65ドル。ナイジェリアの政情不安が後退し原油輸出が正常の水準まで戻るとの思惑が高まったことや、カナダの生産回復が進んでいると伝わったことなども影響した。日足チャートでは、50日移動平均線を割り込んでおり、約2ヶ月ぶりの水準まで下落している。100日移動平均線が位置する42.9ドル台を意識した格好に。

ニューヨーク金は小幅続落、8月限終値は1356.60ドル、マイナス1.80ドル。欧米株の上昇を受けて、リスク回避的な動きが後退しさえない展開となった。米金利引き上げへの期待感はさほど高まっておらず、英経済など先行き不透明感は引続き残っている。こうした投資家心理を背景に、金は大きく崩れることはなく高値圏でのもみ合いとなっている。