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7月19日

投資被害について


NY株式:ダウは16ドル高
NYダウ   終値 :18533.05  前日比:+16.50
      始値 :18521.55  高値 :18556.13  安値 :18489.84

18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は16.50ドル高の18533.05、ナスダックは26.20ポイント高の5055.78で取引を終了した。堅調な7月NAHB住宅市場指数が好感されたものの、新たな株価動意材料に乏しく、利益確定の売りも広がった。また、今週から本格化する4-6月期決算発表の内容を見極めたいとの思惑から上値は重いものの、ダウ及びS&P500種指数は過去最高値を更新した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円15銭で、ユーロ・ドルは、1.1075ドルで引けた。トルコ政情不安の後退でユーロのショートカバーが優勢となった。ユーロ・円は、116円32銭へ下落後、117円69銭へ反発。

ニューヨーク原油は反落、8月限終値は45.24ドル、マイナス0.71ドル。先週末に発生したトルコの軍事クーデターは未遂となり、同国の原油輸送が通常通りとなったことで売りが優勢となった。また、夏場の米国需給で緩みが生じるとの思惑もマイナス材料に。コンサルタント会社エナジー・アスペクツの主任石油エコノミスト、アムリタ・セン氏はトルコの情勢について「落ち着きを取り戻したとは言いがたい。在庫が取り崩されるようなタイトな需給環境であればこれが大きく影響するが、今は影響を吸収する十分な在庫がある」と述べた。
日足チャートでは、引続き45ドルでの攻防を迎えている。トレンドはやや調整局面入りとなっているが、100日移動平均線がサポートラインとして意識されよう。

ニューヨーク金は小幅反発、8月限終値は1329.30ドル。為替市場で、ドルがユーロに対して下落したことで割安感が意識されてやや買われた。ただ、米国経済指標の改善を受けて、金ETF「SPDRゴールド・シェアーズ」からの資金流出額は昨年11月以来最大となったもよう。日足チャートでは、7月6日の年初来高値1377.50ドルをピークにやや調整局面入りを迎えている。50日移動平均線が徐々に切り上がっていることから1300ドル辺りがいったんの下値メドか。