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8月2日

投資被害について


NY株式:ダウは27ドル安、雇用統計を控えて様子見ムード
NYダウ   終値 :18404.51  前日比:-27.73
      始値 :18434.50  高値 :18467.03  安値 :18355.75

1日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は27.73ドル安の18404.51、ナスダックは22.06ポイント高の5184.20で取引を終了した。予想を下振れた7月ISM製造業景況指数や原油安が相場の重しとなり、寄付き後から揉み合う展開となった。利益確定の売りも広がるなか、5日に予定される雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から下値は限られた。ゴールドマンサックスは高値圏で推移しているにもかかわらず、利益成長が鈍化していることを理由に向こう3ヶ月における米国株への投資判断を引き下げた。

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円43銭で、ユーロ・ドルは、1.1163ドルで引けた。ユーロ・円は、114円07銭から114円49銭へ上昇。

ニューヨーク原油は反落、9月限終値は40.06ドル、マイナス1.54ドル。夏のドライブシーズンが終盤に差し掛かっているにもかかわらず、米国での需給バランスの緩みが一向に解消されないことから、売り優勢の展開となった。また、サウジアラビアの国営石油会社が、アジア向けの石油販売価格を引き下げたと伝わったことも売り材料視された。3時11分には1バレル39.82ドルと、4月以来となる40ドル割れも見られた。ロバート・W・ベアードの機関投資家担当株式セールストレーダー、マイケル・アントネッリ氏は「原油が最悪期を脱したとわれわれは考えていたが、成り行きを見守る必要が出てくるだろう」と指摘した。
日足チャートでは、200日移動平均線レベルでの攻防を迎えている。調整局面入りとなっているが、この水準で下げ止まらなければ、下げ幅を拡大する可能性もある。

ニューヨーク金は5日続伸、12月限終値は1359.60↑ドル、プラス2.10ドル。7月の米ISM製造業景況感指数や、6月の米建設支出などが市場予想を相次いで下回ったことなどが影響して堅調推移となった。日足チャートでは、7月6日の年初来高値1384.40ドルをピークに調整局面入りを迎えていたが、反発基調が強まっている。早期の米金利引き上げ観測後退を背景に高値更新を意識へ。