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8月25日

投資被害について


NY株式:ダウは65ドル安
NYダウ  終値 :18481.48 前日比:-65.82
     始値 :18537.50 高値 :18539.15  安値 :18448.27

24日の米国株式相場は下落。ダウ平均は65.82ドル安の18481.48、ナスダックは42.38ポイント安の5217.69で取引を終了した。7月中古住宅販売件数が予想を下振れたことが嫌気されたが、明日から開催される金融・経済シンポジウムでのイエレン議長の講演内容を見極めたいとの思惑から、朝方は小動きで始まった。その後は原油相場の下落を受けて、下げ幅を拡大する展開となった。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、100円44銭で、ユーロ・ドルは、1.1264ドルで、ユーロ・円は、112円87銭から113円25銭へ上昇した。ポンド・ドルは、1.3273ドルへ上昇後、1.3220ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9684フランへ上昇後、0.9660フランへ反落した。
ニューヨーク原油は反落、10月限終値は46.77ドル、マイナス1.33ドル。米エネルギー情報局が発表した週間の米在庫統計では、原油在庫が市場予想よりも前週比で増加した。ガソリン在庫も増加したことから、需給バランスの緩みが嫌気されて売りに押された。
来月にアルジェリアで開催される石油輸出国機構の非公式会合に、イラン石油相が「まだ出席の是非を決定していない」と発言したこともマイナス材料となった。なお、ロンドンICEのブレント10月限は、前日比0.91ドル安の49.05ドルとこちらも反落。
ジョン・ハンコックで石油・天然ガス関連の債券ポー トフォリオを運用するマネジングディレクター、アダム・ワイズ氏は 「需給ファンダメンタルズは依然として供給超過だ」と指摘。 「OPECをめぐる臆測が飛び交うなか、在庫の積み上がりという予想 外のニュースが流れた。そのためにレンジ取引とはいえ、相場はずるず ると下げた」と述べた。
日足チャートでは、200日移動平均線レベルからの反発で、50日移動平均線を上抜いているが、心理的な節目の50ドル台手前では上値が重くなっている。

ニューヨーク金は反落、12月限終値は1329.70ドル、マイナス16.40ドル。2週間ぶりの大幅安となっ た。イエレン米連邦準備制度理事会議長の講演を26日に控 え、ポジションを手仕舞う動きが広がった。同講演は利上げのタイミン グに関して手掛かりを与える可能性がある。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強含む格好となった。
日足チャートでは、7月6日の年初来高値1384.40ドル手前でのもみ合いとなっている。サポートラインと見られていた50日移動平均線を割り込んでいる。終値ベースでの50日移動平均線割れは6月初旬以来のこと。
RBCウェルス・マネジメントのマネジングディレクター、ジョー ジ・ジロ氏は電話インタビューで、「金を今ロン グにすることは、極めて危険だ」と指摘。「米金融当局者の講演はタカ 派的になることが見込まれる」と述べた。