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9月8日

投資被害について


NY株式:ダウは11ドル安
NYダウ 終値 :18526.14 前日比:-11.98
    始値 :18527.71 高値 :18536.89  安値 :18474.77

7日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は11.98ドル安の18526.14、ナスダックは8.02ポイント高の5283.93で取引を終了した。ベージュブックでは大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したものの、大統領選挙が一部企業の経済活動に影響を与えるとの認識が示され、小幅な値動きに終始する展開となった。本日発表された新型iPhoneは防水・防塵仕様が施され、カメラ性能が向上した。iPhone初のステレオスピーカーが搭載され、イヤホンジャックは廃止された。日本で広く利用されている非接触ICチップ技術「FeLiCa」が搭載されたことで、日本での買い替え需要が期待できる。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円74銭で、ユーロ・ドルは1.1239ドルで引けた。ユーロ・円はドル・円の上昇に連れ気味となり、114円02銭から114円43銭まで強含みとなった。ポンド・ドルは、1.3398ドルから1.3319ドルまで下落。カーニー英中銀総裁の追加利下げ言及でポンド売りが強まった。ドル・スイスフランは0.9670フランから0.9707フランで推移した。

ニューヨーク原油は続伸、10月限終値は45.50ドル、プラス0.67ドル。44.56ドルから45.58ドルまで上昇した。7日の取引終了後に全米石油協会の週間統計、8日に米エネルギー情報局の週報の発表を控え、持ち高調整的な原油の買い戻しが優勢になったとみられる。
通常取引終了前に発表された米地区連銀経済報告では、「経済成長は緩慢で、インフレは引き続きわずか」、「個人消費は大半の地区でほぼ変わらず」などと指摘。しかし、株、債券、為替各市場での反応はほとんどなく、原油でも材料にならなかった。

ニューヨーク金は反落、12月限終値は1349.20ドル、マイナス4.80ドル。1356.00ドルを高値に、1346.90ドルまで下落した。米国の7月JOLT求人件数が大幅に増加したことや、カーニー英中銀総裁の追加利下げ言及、また、カナダ中銀の成長下振れ、インフレ下向きリスク指摘を受けて、全般的にドル買いになったことが金の売りにつながったもよう。
また、NY通常取引終了後に予定される米地区連銀経済報告の発表を控え、強めの内容になることへの警戒感なども金の売り圧力になった可能性。