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9月15日

投資被害について


NY株式:ダウは31ドル安
NYダウ 終値 :18034.77 前日比:-31.98
    始値 :18073.39 高値 :18163.48 安値 :17992.21

14日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は31.98ドル安の18034.77、ナスダックは18.52ポイント高の5173.77で取引を終了した。

ニューヨーク外為市場でドル・円は、102円44銭で引けた。米国の8月輸入物価指数を受けて米国債券利回りの低下に伴うドル売りが再燃。ユーロ・ドルは、1.1249ドルで引けた。欧米金利差の縮小でユーロ買い、ドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、115円55銭から114円99銭へ下落。ポンド・ドルは、1.3139ドルへ下落後、1.3241ドルへ上昇した。

ニューヨーク原油は大幅続落、10月限終値は43.58ドル、マイナス1.32ドル。米エネルギー情報局が発表した週間の在庫統計では、ガソリンやヒーティングオイルの在庫が増加。一方、原油在庫が市場予想よりも減少したことで、上昇する場面も見られたが、需給の緩みに対する警戒感は根強く、買いは限定的に。「往って来い」の後はじり安の展開となり、2週間ぶりの安値圏での推移となった。

ジョン・ハンコックでエネルギー株を中心にポートフォリオを運用するジョー・ボゾイアン氏はハリケーンが供給障害の一因だったと指摘し、「過去2週間の原油在庫データは深読みしないほうがよいだろう」と話した。「在庫減は熱帯暴風雨に関連した供給遅延によるものだろう。供給は依然潤沢にあり、数週間後には製油所がメンテナンスに入るため在庫は増加する可能性がある」と説明した。

日足チャートでは、50日移動平均線と100日移動平均線に挟まれたレンジで推移していたが、50日移動平均線を下放れる格好となった。1日安値43.00ドルを割り込むと200日移動平均線が位置する40.9ドル水準が意識されると思われる。

ニューヨーク金は反発、12月限終値は1326.10ドル、プラス2.40ドル。狭いレンジでの推移となる。米連邦公開市場委員会を前にポジションを整理する動きが強まっている様子。出来高も減少しており積極的に売買する市場関係者は不在となっている。
テクニカル面では、100日移動平均線をサポートとした反発が見られるものの、足元の上値抵抗ラインである1350ドル台に頭をおさえられる格好に。引続き50日移動平均線での攻防となっている。