投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

ニューヨーク市況 11月9日

投資被害について

NY株式:ダウは256ドル高
NYダウ 終値:18589.69  前日比:+256.95
    始値 :18317.26 高値 :18650.06 安値 :18252.55

9日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は256.95ドル高の18589.69、ナスダックは57.58ポイント高の5251.07で取引を終了した。
大統領選でトランプ氏勝利の大勢が判明した昨晩は先物取引市場で一時ダウ平均株価が1000ドル近い下落となるなど、政治経験のないトランプ氏の政権運営への不安感が広がる場面もあったが、トランプ氏の経済政策へと投資家の関心も移り、恩恵を受けるとみられる銘柄に買いが広がった。また、大統領選というイベントが終了したことによる先行き不透明感の解消も好感され上げ幅を拡大した。ダウは250ドルを超す上昇となった。

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円67銭で、ユーロ・ドルは、1.0912ドルで、ユーロ・円は、114円13銭から115円82銭まで上昇した。米国大統領選挙への不透明感が払拭しリスク選好の円売りが加速した。ポンド・ドルは、1.2358ドルまで下落後、1.2484ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9773フランから0.9848フランへ上昇した。安全通貨としてのフラン買いは一段と後退した。

ニューヨーク原油は3日続伸、12月限終値は45.27ドル、プラス0.29ドル。
米大統領選挙では、トランプ氏が勝利したことから、時間外取引では一時4%超急落したものの、景気刺激策や金融緩和方針など政策への期待感などから値を戻す展開となった。

エネルギー情報局が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が2週続けて増加。在庫水準は市場予想を上回ったが、影響は限定的となった。

トータス・キャピタル・アドバイザーズで石油関連資産150億ドルの運用に携わるマット・サリー氏は、「昨夜の夜中から状況は一変した」と話す。「市場はまだ選挙結果を解釈する過程にある。財政投入による景気刺激と減税、緩和的な金融政策は成長にとって好ましいとのコンセンサスが形成されそうだ」と述べた。

日足チャートでは、200日移動平均線まで下落しているが、この水準で下げ止まっている。米大統領選挙を通過したことで、市場の関心は月末のOPEC総会に向かう。

9日のニューヨーク金先物は3日続落、12月限終値は1273.50ドル、1.00ドル。
米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、時間外取引では一時1338.30ドルまで急騰する場面が見られたが、上げは瞬間的なものに留まった。景気刺激策など政策に対する期待感などが先行し、株高、ドル買いの流れが強まったことから、金はマイナス推移となった。

テクニカル面では、200日移動平均線(1281ドル水準)から、100日移動平均線(1318ドル水準)を上抜く場面が見られたが、長い上影(上ヒゲ)を残している。200日移動平均線でのもみ合いが継続か。



商品先物取引には厳格なルール(金融商品取引法)がありますが、担当営業マンによっては
1、オーバートークや取引を終了させない、
2、また事実上は営業マンの言う通りの取引、
3、間違いないと勘違いさせるような話し方などがあります。
4、さらに手数料目当ての悪質性の高い取引手法として、「両建て」。
5、申込用紙(口座設定申込書)の年収、預貯金、投資可能金額のどれか一つでも違う数字、多めの数字を記入させる。

以上の点に一つでも該当される方は、先物取引被害の可能性がありますので注意して下さい。 先物取引被害と思わずに「自己責任」と考えている方、最終的には自分が納得したので仕方ないと思われている方、損したお金のすべての責任が委託者(お客様)にあるのか、先物会社と営業マンには全く責任はないのかについて確認すべきです、過失相殺の可能性も十分に考えられます。

損金なのか、被害金なのか、専門家に相談することを勧めます。 本当に精通している専門家ならば、取引継続中に方には「録音テープ」を撮ることを必ず言います、すでに終了している方には、先物会社へ取引履歴の開示請求をして「法定帳簿」を精査してから、引き受ける、引き受けない(諦める)の判断をしますので確認してから依頼して下さい。