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PCR検査事業への出資金名目で6000万円詐取疑い、6人逮捕…数十億円集金か(警視庁)

(投資被害)PCR検査キットめぐる投資詐欺事件 逮捕の男性3人不起訴 東京地検

令和6年2月27日
引用 TBS

架空のPCR検査キットの販売事業への投資をもちかけ、出資金をだまし取ったなどとして、東京・港区の投資コンサル会社社長らが警視庁に逮捕された事件で、ともに逮捕されていた44歳と51歳と52歳の3人の男性について、東京地検は不起訴処分としました。

東京地検は、不起訴処分の理由を明らかにしていません。

 

(投資被害)PCR検査事業投資事件、詐欺罪などで3人を起訴 東京地検 32億円集金か

令和6年2月27日
引用 産経新聞

新型コロナウイルスのPCR検査キット販売事業を巡る投資詐欺事件で、東京地検は27日、詐欺罪で投資コンサルティング会社「ミライズワークス」(東京)の代表取締役、入江容疑者(51)を起訴した。また金融商品取引法違反などの罪で、投資コンサルティング会社「Dave」(東京)の代表取締役、曽我容疑者(29)ら2人を起訴した。

事件を巡り警視庁は6人を逮捕したが、地検はうち3人を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

警視庁によると、2022年に18都府県の135の個人や法人から約32億円を集めたとみられる。出資金でPCR検査キットを仕入れて販売すると勧誘したが、仕入れていなかったという。

 

PCR投資詐欺 勧誘役、カネの貸し借りや業務委託装い摘発逃れ狙う

令和6年2月7日
引用 産経新聞

架空のPCR検査事業を名目とした投資詐欺事件で、金融商品取引法違反容疑などで逮捕された投資コンサルタント会社社長の曽我容疑者(29)が出資者との間で資金調達業務の報酬として配当額相当を支払うという契約を結んでいたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

出資はカネの貸し借りだとした上で、業務委託契約書や金銭消費貸借契約書も交わしていた。警視庁生活経済課は、金融商品取引業の登録を持たない曽我容疑者が不正な投資勧誘による摘発を免れようと契約を偽装したとみている。

曽我容疑者は出資者に対し、投資事業は期間限定だと説明。他の出資者から多額の振り込みがあるように装った口座記録を見せて勧誘していた疑いもあるという。

生活経済課は、新型コロナウイルスの無料検査事業を巡り、実在しないPCR検査事業への投資名目で男性から5千万円を詐取したとして医療関連会社 社長(44)ら男4人を、投資金約3億円を貸付金と装ったとして曽我容疑者をそれぞれ再逮捕した。

 

架空PCR検査キット事業詐欺 大手医薬品会社 社長ら5人を再逮捕

令和6年2月7日
引用 TBS

架空のPCR検査事業への投資話を持ちかけて出資者から金をだまし取ったなどとして、会社社長ら5人が警視庁に再逮捕されたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、詐欺の疑いで警視庁に再逮捕されたのは、▼東京・港区の投資コンサル会社社長・入江容疑者(51)と、▼大手医薬品会社 社長(44)ら、あわせて男4人です。

捜査関係者によりますと、入江容疑者らはおととし、架空のPCR検査キットの販売事業をめぐり、都内の投資家の男性から5000万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。

また、勧誘役だった曽我容疑者(29)は、おととし10月までの半年間に、国の登録を受けずに複数の投資家から集めた出資金およそ4億円を、うその契約書を作成することで投資家から借りたかのように装った疑いで再逮捕されました。

このグループをめぐっては、「PCR検査キット販売をしている大手医薬品会社の案件なので安心。投資するならコロナ禍の今」などとうたって出資金を集めていて、再逮捕された5人を含む6人がすでに逮捕されていました。

警視庁は、入江容疑者らが全国の投資家130人あまりを勧誘し、おととし3月からのおよそ8か月間で32億円あまりを集めていたとみて実態解明を進めています。

 

PCR投資詐欺、5000万円詐取か 会社社長ら再逮捕

令和6年2月7日
引用 日本経済新聞

新型コロナウイルスのPCR検査キット事業を巡る投資詐欺事件で、警視庁は6日、医療関連会社(東京)社長(44)ら4人を詐欺容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、社長(44)ら4人は2022年夏ごろ、都内在住の会社役員の男性に月利8%の配当を支払うなどと虚偽の説明をして出資金名目で約5千万円を詐取した疑いがある。

警視庁は社長(44)らが22年に130以上の個人や法人から計約32億円を集めたとみて調べている。同容疑者らは出資金を事業で運用すると説明していたが、実態はなかったとみられる。

4人とは別に、出資者の勧誘や集金を担っていた投資コンサルティング会社「Dave(デイブ)」(東京)代表取締役の曽我容疑者(29)も組織犯罪処罰法違反容疑で再逮捕した。

曽我容疑者は同年4月から10月ごろ、架空の投資話への出資金名目で複数人の出資者から集めた計約4億円について、デイブへの貸し付けを装う契約を出資者に結ばせ、犯罪収益を得た事実を仮装した疑いが持たれている。

警視庁は同法の両罰規定に基づき、法人としてのデイブを8日にも書類送検する方針。

社長(44)ら5人は、1月に別の詐欺容疑などで同庁に逮捕されていた。

 

PCR検査事業投資詐欺 社長ら再逮捕 別の会社役員への詐欺容疑

令和6年2月7日
引用 NHK

新型コロナウイルスのPCR検査事業への投資名目で、投資家から現金をだまし取ったとして医療関連会社の社長らが逮捕された事件で、警視庁は別の会社役員からも5000万円をだまし取っていたとして、再逮捕しました。

再逮捕されたのは、東京 中央区の医療関連会社 社長(44)と東京 港区の投資コンサルタント会社の社長 入江容疑者(51)ら4人です。

警視庁によりますと、おととし8月、都内の40代の会社役員に対し「1か月に8%の配当が得られ、契約終了時に出資金は返す」などとPCR検査事業への投資をもちかけ、5000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。

社長(44)らは投資家の都内の男性などからおよそ6000万円をだまし取ったとして、先月逮捕されていました。

このほか「元本を保証する」とうその契約書を交わして「貸付金」と装うことで、出資者から3億7000万円余りを違法に集めた事実を隠したとして、警視庁は別の投資コンサルタント会社の社長 曽我容疑者(29)を組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕しました。

警視庁はPCR検査事業への投資をめぐり全国のおよそ130人から32億円余りを違法に集めていたとみて実態の解明を進めています。

 

PCR検査事業装い5千万円詐取疑い、男4人再逮捕 収益隠匿容疑も

令和6年2月7日
引用 朝日新聞デジタル

PCR検査事業をかたり出資を持ちかけて現金をだましとったとして、健康関連ベンチャー(東京都)代表取締役の(44)=同区=らが逮捕された事件で、警視庁は金子容疑者ら4人を別の被害者から5千万円をだまし取った詐欺容疑で再逮捕し、7日に発表した。認否は明らかにしていない。

生活経済課によると、4人は共謀して2022年8月、会社役員の40代男性に対し、PCR検査事業への出資名目で「月利8%」などとうそをつき、計5千万円をだまし取った疑いがある。

同課は資金調達役の曽我容疑者(29)=千葉県船橋市=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑で再逮捕した。同事業への出資名目で22年4~10月に6人から集めた計3億7300万円について、「Dave」(中央区)への貸付金と装った疑い。容疑を認めているという。同社を同法の両罰規定で8日にも書類送検する方針。

同課は両容疑者らが22年3~11月、135人から計32億円超を集めたとみている。

 

PCR検査キット販売事業で投資詐欺か 約32億円集めたとみられるその手口は…

令和6年1月20日
引用 日テレNEWS

■PCR検査キット販売事業の投資持ちかけ約32億円集めたか
 新型コロナPCR検査事業大手 社長(44)と投資コンサル会社の社長・入江容疑者(50)、A容疑者(51)、B容疑者(51)、曽我容疑者(29)、丸橋容疑者(40)は今月17日、詐欺や金融商品取引法違反の疑いで警視庁に逮捕された。

 事件は2022年、投資家3人に元本保証や配当月利5~8%をうたってPCR検査キットの販売事業への出資を募りあわせて6000万円をだまし取ったとみられているものだ。

 さらに、警視庁は6人が全国135の個人や法人から約32億円の出資金を集めたとみて捜査している。新型コロナウイルスの流行時に「PCR検査事業」で出資を募った”詐欺”事件。

その手口を取材した。

■PCR事業大手会社の知名度を利用して…
 今回の事件で社長(44)らが語っていた事業の仕組みは「投資家からの出資金で海外からPCR検査キットを仕入れ、PCR事業大手会社がそれらを販売した利益から配当金を投資家へと支払う」というもの。社長(44)が社長を務めるPCR検査事業大手会社の知名度を利用し投資家たちに信じ込ませようとしたとみられている。

 勧誘の文言でも「PCR事業大手会社はPCR検査キット販売や無料検査場の運営を行っていて日本や海外に販路を沢山持っている。キットは1個2千円くらいでPCR1回検査すると国から助成金が1万円ちょっともらえるから単純に5倍の利益が出てめっちゃ儲かっています」「PCR事業大手会社が仕入れたPCR検査キットを個人や大手の薬局などに販売し利益をあげています」とPCR事業大手会社の名前が度々出されて、売り文句として使われていたことが確認されている。

 しかし、実際にPCR検査キットの販売事業が行われた実態はなかった。

 この投資事業が始まってから数か月の間、販売するはずのPCR検査キットをPCR事業大手会社が一度も受け取っていないことから警視庁は、社長(44)が実際には事業が行われていないことを認識していたとみて捜査している。

 なお、PCR事業大手会社は現在米ナスダック市場への上場を目指していて、ホームページでは「会社として一切関係ないこと」とコメントしている。

■投資家仲間6人で…役割分担も
 6人は元々投資家仲間で、入江容疑者、社長(44)らが関わっている別の投資で負債を抱えたことから今回のウソの投資事業を計画したとみられている。

 6人それぞれに役割分担があり、社長(44)は今回の「投資の計画内容を考案」し、A容疑者とともに入江容疑者に計画を提案。入江容疑者が「勧誘資料の作成」などを行い、B容疑者が「検査キットの仕入れを行う会社」という名目で会社名を貸す。さらに「勧誘役」として曽我容疑者らが声をかけられたとみられている。

■6人の間でも事業行われていると偽装?
 捜査関係者によると無登録で投資事業の勧誘を行ったとして金商法違反の疑いで逮捕されている曽我容疑者が投資家への勧誘を進めるにあたって、カネの流れを入江容疑者に確認していたことが分かった。

 投資家からの出資金は一度入江容疑者の会社へ送金されその後仕入れを行うB容疑者の会社へと送られる予定だった。しかし、カネの流れを不審に思った曽我容疑者は、投資家の矢面に立たされることを懸念したからか「PCR検査キット買っているんですよね」と入江容疑者に確認をとっていたという。

 入江容疑者は曽我容疑者にも事業を行っているように装うため一度仕入れを行う会社の口座にカネを移動させており、曽我容疑者にそのカネの動きをみせることで信じさせて勧誘を続けさせていたとみられている。

 曽我容疑者はその送金記録を信じ大口の出資者にも見せていたというがその後、カネは再度入江容疑者の会社の口座へと戻されていた。

 警視庁の調べに対し、社長(44)らは別の投資事業で出た負債の返済にあてたという趣旨の話をしているという。

 警視庁は32億円という出資金を集めたとみられる今回の事件の全容解明を進めている。

 

PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か

令和6年1月19日
引用 読売新聞

PCR検査事業を巡る投資詐欺事件で、警視庁に詐欺容疑などで逮捕された医療関連会社(東京)社長(44)らが、事業資金の「借入金」として出資金を預かっていたことが警視庁幹部への取材でわかった。18都府県の計135の投資家と法人から約32億円を集めており、警視庁は、不正な投資勧誘で摘発されないよう、契約を偽装していたとみている。

他に逮捕されたのは、社長(44)の知人でコンサルティング会社役員の入江(50)、別のコンサルティング会社社長の曽我(29)両容疑者ら男5人。

社長(44)らは2022年3~9月頃、国への登録がないのに、都内の会社役員ら5人にPCR検査キット販売事業への出資を勧誘。このうち3人に、月5~8%の配当や出資額の全額償還をうたい、計6000万円をだまし取った疑いで17日に逮捕された。

勧誘の際には、「海外から1個2000円で仕入れた検査キットで、無料検査事業を運営する」「国の補助金で5倍近くの利益が出る」などと宣伝。出資者とは金銭消費貸借契約の書面を交わし、借入金として金を集めていたという。

警視庁は、社長(44)が集金の仕組みを考案し、曽我容疑者らが勧誘していたとみている。集めた金は、入江容疑者が経営する会社の口座で管理されていた。

入江容疑者は投資家らに対し、検査キットの輸入販売卸会社への送金記録を見せ、事業に実態があると装っていたが、実際には送金から数日後、口座に全額を還流させていたという。

検査キットの仕入れや補助金の申請は行われておらず、警視庁は、社長(44)らが集めた金を別の投資事業で生じた損失の穴埋めなどに充てたとみている。

 

PCR検査事業巡る投資詐欺 検査キット社長が投資スキーム考案か

令和6年1月19日
引用 産経新聞

架空のPCR検査事業を巡る投資詐欺事件で、検査キット販売大手 社長(44)=詐欺容疑などで逮捕=が投資スキームを考案し、投資コンサルタント会社社長、入江容疑者(50)=同=らに集金を指示していたとみられることが18日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁生活経済課は、過去の投資案件で出た損失穴埋めのためだったとみて、詐取金の使途などの解明を進めている。

社長(44)は自社の名前を投資家らに伝えないよう求めていたとされる。被害の訴えが出ると自社のホームページで「一切無関係」と公表。投資呼びかけの際に検査キット販売大手の名前を出した勧誘役を提訴したこともあった。同社は米ナスダック市場への上場を目指しており、悪評が立つのを警戒したとみられる。

勧誘時、出資金は検査キットの購入代に充てると説明していたが、実際には一切購入せず、出資者には見せかけの送金記録を提示して信用させていたという。

生活経済課によると、社長(44)らは18都府県の135の個人や法人から約32億円を違法に集金。配当の支払いは4億円程度にとどまっていたとみている。社長(44)らの逮捕容疑は令和4年3~9月ごろ、無登録で投資を募ったほか、男女3人から計6千万円をだまし取ったとしている。

 

PCR検査事業への出資金名目で6000万円詐取疑い、6人逮捕…数十億円集金か

令和6年1月18日
引用 読売新聞

新型コロナウイルスのPCR検査キット販売事業への出資金名目で現金6000万円を詐取したなどとして、警視庁は17日、医療関連会社(東京都)社長(44)ら男6人を詐欺や金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。警視庁は2022年春以降、全国の約100人から計数十億円を集めたとみて実態を調べる。

他に逮捕されたのは、いずれも社長(44)の知人で、コンサルティング会社役員の入江(50)(港区浜松町)、別のコンサルティング会社社長の曽我(29)(港区高輪)両容疑者ら。

捜査関係者によると、社長(44)らは22年3~9月頃、金融商品取引業の登録をせず、都内の会社役員ら5人に対し、自社で行うPCR検査キット販売事業への出資を勧誘。このうち3人に「月5~8%の配当を出す」「元本を保証する」などと虚偽の説明をして、出資金名目で計6000万円をだまし取った疑い。

PCR検査を巡っては、当時、都道府県が無料検査事業の登録事業者に補助金を交付。医療関連会社は事業者と提携して無料検査所を運営していた。社長(44)らは「補助金で5倍近くの利益が出る」「コロナはいつ収束するかわからない。出資できるのは今だけ」と勧誘していたという。

配当が滞り、出資者が昨年春に警視庁に相談して発覚した。警視庁は、社長(44)らが出資金を検査キット販売事業に回さず、出資者への配当や個人の借金返済などに充てたとみて、資金の流れを調べている。

同社は20年12月に設立。ホームページによると、新型コロナやピロリ菌の検査キット販売などを手掛けている。民間信用調査会社によると、22年11月期の売上高は約57億円だった。

 

架空のPCR検査キット事業で数十億円詐取か“コロナ禍”で急成長の医薬品販売会社社長を逮捕 警視庁

令和6年1月18日
引用 フジテレビ

架空のPCR検査キット流通事業への投資話で、約6000万円をだまし取った疑いで医薬品販売会社社長の男らが逮捕された。

検査キット需要が高まっていた時期に100人以上から数十億円をだまし取ったとみて、警視庁が全容解明を進める。

捜査関係者によると逮捕されたのは医薬品販売会社 社長(44)と医療コンサルタント会社社長の入江容疑者(50)ら4人。

社長(44)らは2022年夏以降、「医薬品販売会社のPCR検査キットの流通事業に投資すれば月に5%から8%の配当がある」などと架空の投資話を持ちかけ、3人からあわせて約6000万円をだまし取った疑いが持たれている。

実際には、集めた金でPCR検査キットの仕入れは行っていなかったが「国から補助金が出るので利益が担保される」「芸能人がアンバサダーを務めている事業」などとうたって投資家を安心させ、100人以上から数十億円をだまし取ったとみられている。

このほか、投資家への勧誘を行った曽我容疑者(29)ら2人も、国の登録を受けずに投資家5人からあわせて4億円を集めた金商法違反の疑いで逮捕された。

社長(44)は、コロナ禍にPCR検査ビジネスなどで注目を集めた人物。

当時は、新型コロナウイルスの第6波から7波にあたる時期で検査キットへの需要が高まっていて、警視庁は、投資家心理につけ込んだ詐欺とみて全容解明を進める方針。

 

PCR検査装い出資募った疑い、6人逮捕 100人から数十億円か

令和6年1月18日
引用 朝日新聞デジタル

新型コロナウイルスのPCR検査事業を実施すると装って出資を募り、現金をだまし取ったなどとして、警視庁は17日、健康関連ベンチャー(東京都)代表取締役(44)ら6人を詐欺や金融商品取引法違反(無登録)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

代表取締役(44)のほか、投資会社代表取締役の入江容疑者(50)ら3人を両容疑で逮捕し、他に別の投資会社代表取締役の曽我容疑者(29)ら2人を金商法違反の疑いで逮捕した。警視庁は、2022年春から秋にかけて100人超から数十億円を集めたとみている。

■「都の補助金で利益」 実際は参加せず

捜査関係者によると、代表取締役(44)らは共謀して22年夏ごろ、都のPCR検査事業を実施すると装い、都内の会社役員の男性ら3人に出資を持ちかけ、計約6千万円をだまし取った疑いがある。国の登録がないのに、この男性ら5人から計約4億円を集めた疑いもある。

事件で悪用されたのは、感染の不安がある無症状の都民が無料で受けられる検査事業。代表取締役(44)らはこの事業を挙げ、「コロナはあと1年は収束しない」「約2千円のPCR検査キットを買えば補助金で約1万円の利益」などと言って出資を募ったが、実際には実施しなかったという。

警視庁は、詐欺や集金の仕組みは代表取締役(44)らが考え、入江容疑者らが勧誘役に指示していたとみている。検査キットの事業者と取引があるように装っていたという。

■コロナ禍で業績伸ばす メディア露出も

出資者のなかには数千万~十数億円を出資する人もいた。コロナ禍で事業に失敗し、出資した被害者もいたという。

健康関連ベンチャーは20年設立。民間信用調査会社などによると、新型コロナのPCR・抗原検査キット販売で業績を伸ばし、22年11月期の売り上げは約57億万円だった。同社や代表取締役(44)がメディアに取り上げられたこともあった。

自社HPでは23年2月、「健康関連ベンチャーを騙(かた)った投資案件事案に関して」と題し、「当社及び当社役員がかかる投資案件に関与しているという事実は一切ございません」と発表していた。

都の事業は21年12月~23年5月に実施され、事業費は予算ベースで1002億円だった。都内に延べ1666カ所の無料PCR検査所を設置していた。

 

「コロナの抗原検査キット販売会社の案件なので安心」架空のPCR検査キット販売事業で出資金集めだまし取った疑い 社長ら6人を逮捕 100人超から数十億円集めたか

令和6年1月18日
引用 TBS

架空のPCR検査キットの販売事業をめぐって「投資すれば、元本保証したうえ月利8%の利益が得られる」などとウソの投資話をもちかけて出資金をだまし取ったなどとして、会社社長の男ら6人が逮捕されました。

捜査関係者によりますと、詐欺などの疑いで逮捕されたのは、▼東京・港区のIT企業社長・入江容疑者(50)と、▼コロナの抗原検査キット販売会社の社長(44)、▼中央区の「Dave」の社長・曽我容疑者(29)ら男6人です。

入江容疑者らはおととし、架空のPCR検査キットの販売事業をめぐり、無登録で出資を募り、都内の投資家5人からおよそ4億円を集め、このうち3人から元本保証などをうたっておよそ6000万円をだまし取った疑いがもたれています。

捜査関係者によりますと、無登録で出資を募った疑いで逮捕された曽我容疑者が投資家らに対して「PCR検査を1件実施すると、都から1万数千円の補助金が得られる。キット代との差し引きが利益になる」と説明。

社長(44)の会社はコロナの抗原検査キットの販売は手がけていて、「コロナの抗原検査キット販売会社の投資案件なので安心」「投資するならコロナ禍の今」などと言って、出資金を募っていました。

実際には、投資を募ったPCR検査キットの販売事業は存在せず、警視庁は入江容疑者らがおととし3月から11月頃にかけて100人を超える全国の投資家からあわせておよそ数十億円を集めていたとみて実態解明を進めています。

 

 


該当する方は早めに専門家へ相談してください。
専門でないと、
「あきらめなさい」
「どうせ取り返せない」などと言われます。

 

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